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2011年5月29日 (日)

monotribeとDS-10の同期

お久しぶりです。無限軌道です。
1年半ぶりの更新です。

昨日発売になった、KORG monotribeを購入してみました。
STNTH、BD、SD、HHの4パートのアナロググルーヴボックスという、古いんだか新しいんだか不明な楽器ですが、音は素晴らしいです!

でも、さすがに4パートでは限界があるので、DS-10と同期させてみました。

用意するもの
1. monotribe
2. Nintendo DS
3. DS-10またはDS-10 Plus
4. オーディオケーブル(ステレオミニ - モノミニ×2)

1.~3.は説明不要ですよね。
4.のケーブルは、こんな感じのやつです。
Cable
僕はVictorのCN-206Aというのを使いました。
黒い端子はDS-10に、白い端子はmonotribeのSYNC-INに接続します。赤い端子はDS-10の音声出力としてミキサーなどに接続しましょう。

次にDS-10側の設定です。
今回は、DRUM4を同期用のクリックとして使用します。

まずはDRUM4の音色設定。
Synth

ちょっとピンぼけですみません。
各パラメータを以下の通りに設定してください。
(数値は、0:min, 100:maxを意味します)
PITCH : 100
EG INT : 100
VCO1 : 三角波
VCO2 : 使わないので何でもOK
VCO2 PITCH : 使わないので何でもOK
BALANCE : 0
VCO SYNC : OFF
CUTOFF : 100
PEAK : 0
EG INT : 50(CENTER)
TYPE : LPF
ATTACK : 0
DECAY : 0
SUSTAIN : 0
LEVEL : 100
DRIVE : 0
VCA EG : EG

次はDRUMのシーケンス画面。
Seq
DRUM4を全てONにします。

次はDRUM4のNOTE。
Note
全てC5です。

DRUM4のGATE。
Gate
全て25%にします。

最後はMIXER。
Mixer
DRUM4はLEFTに、それ以外は全てはRIGHTに振り切ります。
DRUM4のLEVELは真ん中よりちょっと上くらい。DS本体の音量は最大にしてください。

monotribeを起動してPLAYを押しましょう。SYNC-INに接続されている場合はPLAYを押しても再生は始まりません。
ここでDS-10を再生すれば、monotribe側も同期して再生が始まります。

DRUM4の音量が小さすぎるとmonotribeがスタートしないし、大きすぎるとスピードが早くなってしまったりするので、MIXER画面で調整してください。
今回の実験では、10分以上同期ズレは発生しませんでしたが、調整をちゃんとしないと同期ズレが結構発生します。僕はDS-iで試しましたが、他のDS(オリジナル、Lite、LLなど)では音量が違うことがあるので、DRUM4の音量調整は必ず必要です。結構シビアなので、いろいろ試してみましょう。

iPhoneアプリのSyncKontrol for monotribeを使う時と同様に、DS-10側のSWINGを変更するとmonotribeもスイングします。

LEFTを同期に使用するのでDS-10はRIGHTのみのモノラルになってしまいますが、音の幅は広がります。
是非試してみてください。

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